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骨折の治療は、一般的にクリニックや病院では、骨を整えてギプス固定をした後、数週間ごとに通院をし日々経過の観察は行いません。
しかし、この方法では骨折当初の腫れの一番酷い時に巻いたギプスは通院していない間に腫れが引いて緩くなり、上手く固定されずに骨が変形してくっついてしまう例が沢山あります。
また、安静にしている間は患部に何も施していないのでとても治りが遅く、通院が数週間に1回になるのでリハビリの開始時期がどうしても遅れてしまいます。
それにより、患部付近の軟部組織が固まってしまい、その後のリハビリに無駄に何ヶ月も要する場合があります。
まずは骨を綺麗に整えるために整復し、あえて取り外しができるギプスで固定します。
一週間にできるだけ沢山来院して頂き、その都度 患部に消炎鎮痛効果のある薬を大量に擦り込み、骨を早く癒合させるために超音波治療や、最新の医療機器を用いて治療を行います。
これにより何も治療をせずに安静にしておくのと比べ、約半分の期間で骨が癒合します。
骨が癒合し患部を動かせるようになってからは、できるだけ早期にリハビリを開始します。
リハビリを早期に行うことで、無駄に患部の軟部組織が固まることがないため、早く違和感や痛みなく日常生活が送れるようになります。
【整復】(せいふく)…関節や腱など運動器の脱臼(だっきゅう)した部分を正常な位置へ戻すこと。
また骨折の場合、正常の形態を失った骨片をもとの形に戻し、適切に機能するようにすること。
【癒合】(ゆごう)…傷がなおり、離れていた皮膚や筋肉などが付着すること。傷口がふさがること。